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わが国の天然ガス

わが国の天然ガス鉱業

 エネルギーの大消費国であるわが国は、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に依存しており、天然ガスについても、国内の多くの需要を賄うため、マレーシア、オーストラリア、カタール、インドネシア等から、LNG(液化天然ガス)として輸入しています。一方、国内では、新潟県、北海道、千葉県などで天然ガス生産を行っており、年間30億立方メートルを超える天然ガスを生産しております。これは、LNGを含めたわが国天然ガス供給量の約3%に相当しています。生産地域が限定されており、パイプラインで供給できる地域も限定されますが、新潟県、千葉県等の生産地域、あるいはパイプラインの沿線地域においては、天然ガス供給における国産ガスの割合は非常に高くなっています。

 また、水溶性天然ガスを含む地下水(かん水)にはヨードが含まれており、その生産量は世界の3割以上を占め、わが国はチリに次いで世界第2位のヨード産出国です。約8-9割が千葉県、約1割が新潟県、数%が宮崎県で生産されており、資源の乏しいわが国が世界に向けて輸出できる大変貴重な国産資源です。
 

 

Ⅰ.国産天然ガス資源 
 

○天然ガスの国内生産状況
○構造性天然ガスとは
○海域における天然ガス採掘
○水溶性天然ガスとは
○油田、ガス田、油ガス田の違い

 

Ⅱ.探鉱開発
 

○天然ガスの探鉱方法
○構造性天然ガスの採取方法
○水溶性天然ガスの採取方法
○鉱業法と鉱山保安法

 

Ⅲ.国産資源活用
 

○国産天然ガスの利用
○国産資源活用の意義
○国産天然ガスの歴史
○ヨード(ヨウ素)とは

 

Ⅳ.供給インフラ
 

○天然ガスパイプラインの状況
○地下貯蔵とは
○LNGとは

 

Ⅴ.新技術
 

○GTLとは
○非在来型資源とは
○メタンハイドレートとは

 

わが国の天然ガス生産量

国内の石油・天然ガス生産量等のデータをコンパクトにまとめた「わが国の石油・天然ガスノート」は、pdfでご覧になれます。

 

また、国内の石油・天然ガスの賦存状況、探鉱・開発・生産・販売状況および天然ガスパイプラインなどを網羅した統計は、「天然ガス資料年報」として天然ガス鉱業会で発行しています。

 

経済産業省「資源・エネルギー統計年報」では、次のような統計を公表しています。

表1.平成23年天然ガス鉱床別生産量(平成23年1月~平成23年12月)

(単位:千m3(基準状態),%)

 

  油田ガス ガス田ガス
炭田ガス
合 計 構成比 前年度比
北海道
秋 田 30,008
山 形
福 島
新 潟 1,772 2,265,225 2,266,997 68.74 98.7
長 野 120 120
千 葉 441,399 441,399 13.38 98.1
宮 崎 4,064 4,064 0.12
その他
合 計 35,080 3,262,672 3,297,752 97.1
構成比 1.1 98.9 100  
前年度比 91 97.2 97.1

 

注:「X」は秘匿

 

表2.平成23年天然ガス県別・産業別出荷量(平成23年1月~平成23年12月)

(単位:千m3(基準状態),%)

 

  化学工業 その他
製造業
電気業 ガス業 その他
産 業
合 計
北海道
秋 田
山 形 9,477 9,477
福 島
千 葉 472,791
新 潟 562,817 457,335 370,221 1,728,045 10,423 3,128,841
長 野
宮 崎 1,212
その他
合 計 640,129 481,971 370,221 2,740,317 19,110 4,251,748
構成比 15.1 11.3 8.7 64.5 0.4 100.0
前年度比 104.5 135.1 109.9 97.6 149.0 103.0

 

注:「X」は秘匿
(資料:経済産業省「資源・エネルギー統計年報」)

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